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事例紹介

MoSTコート

MoST™膜は金型、機械部品などに優れた性能を発揮することはTeer社の研究者による論文に詳しく報告されていますが、わが国においても宇宙機器への応用を念頭に置いた研究報告がなされています。

航空宇宙技術研究所の鈴木峰男氏をリーダーとする宇宙潤滑グループと安達新産業(株)の関係会社である大阪真空工業(株)内のグループとの共同研究の成果が下記の文献に報告されています。

Proceedings of the International Tribology Conference Nagasaki, 2000 “TRIBOLOGICAL PERFORMANCE OF SPUTTERED MoS2/Ti COMPOSIT FILMS” By Mineo SUZUKI, Minoru HORI and Kohhei MURAMATSU

ここではMoST™膜におけるTiの組成比を調整したり、スパッター時に窒素ガスを導入したりすることが試みられ、従来宇宙機器に使用されてきたMoS2潤滑膜の持つ問題点を解決するための方向性が示唆されています。

この研究成果を踏まえて、航空宇宙関連機器は勿論のこと、クリーンルームなど潤滑油の使用が望ましくない条件下での応用に熱い視線が向けられています。

また最近Teer社においては超精密金型への適用に関して注目すべき成果をあげつつあります。

Teer社が出しているMoST関係の技術文献には下記のものがあります。

M.N. Renevier, N. Lobiondo, V.C. Fox, D.G. Teer, J. Hampshire: Performance of MoS2/metal composite coatings used for dry machining and other industrial applications, Surface and Coatings Technology, 123 (2000) 84-91.

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